ぶっちゃけ、買ってよかった?
ホットクックを3ヶ月、ほぼ毎日使い続けてみて分かった、
『ホットクックを買って良かった点・微妙な点』
&おまけ「買う前は微妙かと思ってたけど、実はそうでもなかったところ」
の感想をお伝えします。
ぶっちゃけ、買ってよかった。
買って良かった
ホットクックを買って良かったところは10こ、あります。
- 美味しい
- 手離れが出来る
- 暑さからの解放
- 蓋を開ける時の宝箱感
- 低温調理ができる
- レパートリーが増えた
- 作ったことない料理にチャレンジしたくなった
- アレンジが楽しい
- ホットクックがしゃべる
- 買ったのは2.4Lサイズ→多めに作れるからストックに回せて楽
順番に見ていきましょー
①美味しい
ホットクック作る料理は美味しいです。
そりゃあ全てのホットクックレシピが美味しい、というわけではないです。
炒める・よく混ぜるとか、料理やジャンルでの不得意はあるから、時には仕上がりが微妙な料理もありますね。
でも美味しく作れるレシピはたくさんあるから、総合的に満足しています。
その証拠に、ホットクック料理が美味しくて外食するが減ったから、外食費が節約できています。(*コロナの状況を差し引いても)
②手離れできる
ホットクックが調理してくれている間に他の事ができるのは、とても有意義。
ホットクックでは材料の洗う・切るは自分でやる必要があります。
でも、その後の火加減調節やかき混ぜはホットクックが出来上がりまでやってくれる。
買う前は
と思ったこともあったけど、それを差し引いても加熱調理中に付きっ切りじゃなくてよくなるから、その間に他の料理を作ったり、掃除や洗濯、PC作業が捗(はかど)ります。
「時短」って意味は少し違うかもだけど、自分にとっては時短につながっていますね。
③暑さからの解放
ガスコンロで料理してる人は分かると思いますが、夏場にキッチンで火を使うと、ホント暑いですよね。
料理終わったらもう、汗だくだくでへっとへと。
(IHは使った経験上、選択肢には無い)
ホットクックであれば長時間煮込む必要がある物でもその場を離れられるし、釜の密閉度が高いから熱を外に逃がさず、部屋の温度をいたずらに上げないんです。
④「宝箱感」が楽しい
使ってるとクセになってくるんですが、出来上がりでフタを開ける時が楽しい。宝箱を空ける気分。
普通にする料理ならフライパンをあおったり鍋でかき回す時に具材の変化がわかるけど、ホットクックは調理途中は見ないから出来上がり前と後がガラッと変わってるのです。
たとえば【無水手羽元カレー】の場合、
鍋に水無しで玉ねぎや手羽元、カレールーを入れてた物が
↓ ↓ ↓
こうなります
水、入れてないんですよ?w
この前後の変化が楽しくてくせになる。
⑤低温調理ができる
低温調理ってご存知でしょうか。
素材を低温で火入れすることで身を固くさせずジューシーに仕上げることが出来る調理法です。牛乳のパッケージに書いてる”低温殺菌”とかも親戚みたいなもの。
この調理法がここ数年ずっと気になっていて、でもAnovaやBONIQという専門機器じゃないと上手に温度管理ができないから、諦めていたんです。そこそこ場所取るし。
でも、ホットクックでも低温調理、出来ました\(^q^)/
ホットクックも鍋内の温度・時間を細かく設定できたんです。
これが出来たからもう、コンビニとかでわざわざサラダチキンとか買わずに済むし、フレンチの前菜で出てくるような料理も作れちゃうんです。
柔らかジューシーなチャーシューとか、最高すぎる
⑥食卓に出す料理のレパートリーが増えた
料理のレパートリーが増えてごはんの時、テーブルが賑やかになりました。
ホットクック導入前は、自分のメイン料理と言ったら
「炒め物」
↓
「カレー」
↓
「冷凍ギョーザ」
↓
「マーボー豆腐」
↓
「炒め物」(最初に戻る)
上記のようなローテーションばかりでした。
煮込みに時間がかかる凝った料理とかは時間的に難しいし、貴重な夕飯時に失敗もしたくなかったんだと思います。
だけどホットクックを使えば簡単に出来るし、通常煮込みにかかる時間も短くできるから(手羽元カレーとか)、角煮とか作れるものが増えていきました。
⑦作ったことない料理にチャレンジしたくなった
自分でも色々作れると分かると自信がでてきて、
とチャレンジ精神がわいて、今まで興味がなかったものも作りたくなったんです。
メイン料理だけでなく副菜系も興味が出てきて「切り干し大根煮」や「ひじき煮」を作るようになり、今まで乾物なんて興味なかったのに、スーパーに行けば必ず”乾物コーナー”に足を運んで、乾物を常に常備するようになってしまいましたw
⑧アレンジが楽しい
ホットクックで色々作っていると、アレンジして美味しくするのが楽しみになります。
個人の感想ですが、ホットクックの公式レシピは柔らかくしたり味を染み込ませるためか、砂糖が多めに設定されている気がしていて。
なので最初はお手本通りに作って、次作る時は分量を少し変えて自分好みの味に近づけていき、ぴたっと好みの味にハマった時は「よしっ」となります^^
シーフードクリームパスタもレシピに載っていないトマトを追加したら、更に美味しくなりました♪
⑨ホットクックがしゃべる
途中からじわじわ好きになった1つ。
話しかけてるのか独り言なのか、なんか色々おしゃべりします。
料理の雑学を披露したり、「おいしくできますように」とか「加熱してますよー」とアピールしてきたり。
面白かったのが、料理を作った後に評価を聞いてくることがあるのですが、星1~3の中から選べというから最低の星1つを選んだら
「きびし~」
って返されました笑
音量としてはたぶん少しうるさいですが、憎めないやつです。
⑩2.4Lサイズは多めに作れるからストックに回せて楽
これは自分が2.4Lサイズを買った感想。
たくさん作れるから料理のストックも多く作れて、楽ができます。
ホットクックには1.0L、1.6L、2.4Lの3サイズがあり、サイズが大きくなるにつれて(当たり前ですが)値段も上がります。
買う時、値段的に1.6Lサイズと迷ってたのですけど、ギリギリ収納場所も確保できたし『大は小を兼ねる』ということで2.4Lを買ったんです。
1番大きいサイズを買ったおかげで、カレーなら9皿分は作ることができます。
料理したその日だけじゃなく、後日にも数回分けて食事に出せるから料理する手間も減り、その分他の作業に時間を使えるのが有難いです。
買ったけど微妙だったところ
使ってきた感想として微妙だったところは、考えたのですが2つだけです。
- 食材の節約には繋がってない
- 周りに持ってる人がいない
①そこまで節約になってない
ホットクック料理を作るのが楽しくなってくると、今までしなかった料理にもチャレンジしたくなり、今まで買わなかった食材を買うようになりました。
その結果、ちょっとだけ今までより食材費がほんの少し上がったかなぁ、という印象です。
と言っても元々総菜とか値の張るものは我慢してたし食費を節約するためにホットクックを導入したわけではないから、べつに良いんですけどね。
外食費はしっかり減りました。
②周りにホットクック所有者がいない
ぼくの周りの知人(家族持ち)でホットクックを持ってる人、全く居ません。
せっかくなら誰かと
「これ作ったら美味しかったよ。試してみー」
とか
「アレンジレシピあったら教えてー」とか話したいのに、全く居ない。
友人たちよ、ホットクック、楽しいし楽だぜ?
だからネットでホットクックユーザーのブログを見に行ったり、このブログで話題にして心を満たそうとしている次第です。
買う前はマイナスと思ってたけど実はそうでもなかったところ
買う前と実際に使ってみるのとでは印象が違う場合ってありますよね。
①大きさ
ホットクック本体を置く場所・動線を確認するのはめちゃくちゃ大事ですが、スペース確保が出来ていざ買ってしまえば、もうどうにでもなりますよ。
4畳半の部屋やとても狭いキッチンなら動線とかが影響してストレス溜まるかもですが、ある程度の部屋なら棚を作ったり作業台を買ったりすれば、大体どこにでも置けます。
↑重量さえ大丈夫ならキッチンワゴンにも置ける(写真は「IKEAのロースコグ」)。
置いちゃったらそこに人が順応すれば良いだけです。
大丈夫、慣れです。
↓ホットクックの大きさについて悩んだ結果、購入した記事
②掃除の手間
ホットクックはパーツを分解して洗えるようになっています。
だけど分解できるが故に
「洗い物が増えるんじゃないの?」
という声もあります。
結論から言うと、
普通の鍋と洗う手間はそこまで変わらない
です。
ホットクックは洗い物として
- 鍋
- 内蓋
- まぜ技ユニット(本体)
- まぜ技ユニット(フタ)
- 汁受け
- 蒸気口
の6点。
対して普通の鍋は
- 鍋
- 蓋
の2点。
点数的に見れば6対2でホットクックの洗い物が面倒なイメージだけど、小物類は簡単に洗えます。
蒸気口パーツはサッと水で流すくらいで良いし(要汚れ確認)
だから全然大変じゃないです。
ひとつだけ面倒といえば、内鍋でしょうか。
ホットクック鍋の内側(材料入れる側)は、フッ素コーティングされていません。(外側はコーティングされてる)
フッ素コーティングされてる鍋と比べると、料理によっては強くこびりついて落とすのに手間がかかる時があります。
さらに内鍋だけは食洗機NGなので手間といえば手間だけど、ホットクックにはお手入れモード・消臭モードもあるし、それで大体は落ちる。
普通の鍋のステンレスとかホーローとかだって焦げ付いたりしますしね。
似たようなものと思えば。
なので現時点まで使ってきた感想としては、そこまで気になっていません。
内鍋単体で販売もされているので、経年による汚れが気になる人や、本体は買えないけど内鍋だけ追加したいという人はこれで問題解決できます。
【2020年8月末追記】
2020年に発売された「F」シリーズから、内鍋内側(材料入れる側)にもコーティングが施されるようになりました。
まとめ:料理を楽しめる・楽しみたい人ならメリットたくさん!
ホットクックを使ってきて分かった感想[良い点・微妙な点]をお伝えしました。
物理的な大きさや価格に対して納得できていれば、良い点ばかりです。
あとはホットクックでの調理を「楽する」目的で使うのか、「楽しむ」目的で使うのかで印象も変わってくるかと思います。
あわもるは最初「楽する」つもりで買ったのが段々「楽しむ」に変わってきて、結果「楽する」もおまけでついてきた感じです^^
お金と置くスペースに余裕があれば勢いで買っちゃうの、大アリです。
そんな話でしたっ
ちゃおー
あわもるが持ってるホットクックはこれ↓