なんとかしたいんだけど初心者にもできる方法ってあるの?時期とか。
時期は5~9月がいいよ。
こんにちは、植物大好き,あわもるです。
おうちに観葉植物を置くと、視界に緑があってなんか安心しますよね。
10年くらい前からフィカス・アルテシマというゴムの木を育てています。
その間引っ越しを何回かして年を経るごとに、なんか様子がおかしくなってきたんですゴムの木さん。
なんというか、
ハゲてきたんです
↑ゴムの木:フィカス・アルテシマ。 頭?から下がハゲてて寒々しい。。
今ままで全身もっさり葉っぱがついていたのに、今や上部にしかなくなってしまった。
ガーデニングショップの人に聞いたら、胴体部分の枝は枯れたり切ったりして出なくなると、もう生えてこない とのことorz
じゃあどうしようと調べて見つけたのが、「取り木」という方法。
簡単な方法でゴムの木を増やせて、初心者でも成功率が高いらしい。
このままハゲちらかって枯れてくのをただ黙って看取るのは嫌なので、取り木に挑戦することにしました。
揃えるものも少なく簡単なので、ゴムの木の取り木に興味がある方の参考に慣れば、嬉しいです。
取り木とは
取り木とは、木の繁殖方法のひとつです。
枝を切り落とさずに一部の皮をはぎ、そこからゆっくり時間をかけて根を生やさせ、そこで枝を切り土に植える方法。
切り落とさない分、子枝は親木から栄養をもらいながら根を生やせる為、初心者でも比較的簡単に繁殖できるらしい。
挿し木との違い
他の繁殖方法に「挿し木」というものがあります。
こちらは枝を切り落とし、切断面から根を生やして繁殖させる方法。
こっちの方が簡単そうなんだけど、枝を切り落とす時に枝へのダメージが大きいらしく、上手く根を生やすことができずに枯れてしまうこともあるのだとか。
ゴムの木(フィカス)の取り木時期は4~9月!
ゴムの木の取り木に適してる時期は4~9月、暖かい時期です。
ゴムの木は元々熱帯生まれで観葉植物の中では丈夫な方ですが、寒い時期には弱く、冬には冬の手入れをしてあげなければ弱ってしまいます。ハゲます。
なので、ゴムの木が元気な暖かい時期に取り木をするようにしましょう。
必要な物
ゴムの木の取り木に必要なものはこれだけ。
- 水ごけ
- お水
- ラップ
- カッター
- 針金 or ひも
- ★手拭き
- ★新聞紙
作業中、樹液がベタベタしてエグいので、飛び散っても大丈夫な準備をおすすめします!
水ごけはちょっとしか使わない&100均で売ってるよ~(↑写真の水ごけはセリアで買った。)
ゴムの木(フィカス)の取り木に挑戦!
ではでは、取り木をしていきましょう。
まずは皮をはぐ場所を決めます。
つぎに分けたい枝を決めて、5カッターでcm幅ほどの切れ込みを入れます。
- 葉っぱが4枚くらいまでの枝が良いらしい
- 細い枝を選ぶと表皮をはぐ時に更に細くなるから折れるの注意!
あわもるは、なるべく真っ直ぐな枝を選びました。(土に植えた時に真っすぐになっててほしいため)
刃を当てたまま、ぐるりと一周させる感じ。
カッターで切り込みを入れると、白い樹液が出てきます。
樹液は人によってはカブれの原因になるのと、
触ると ベタベタします。かなり。
樹液がスマホにかかって最悪でした(‘_’)ティッシュもベタベタくっついて破れて使い物にならない
汚れ防止にゴム手袋・床に新聞紙があると心強いと思いましたorz
うちのゴムの木ちゃんはなかなか表皮がはがれてくれず、むしる感じではがしていきました。
はがしたあと。
次は水ごけの出番。
はがした部分を覆えるほどの量を取り、水で湿らせる。
水ごけをゴムの木の枝に巻き付けて、
ラップでぐるっと巻いてあげます。
針がね、またはヒモで二つの入り口を軽くしぼってしばる。
この作業が終わっても、数日後には水ごけが乾いたら水をあげなくちゃならないので、きつく縛ると、あとあと面倒になります。
とりあえず、「ゴムの木(フィカス)の取り木作業【表皮はがし編】」は、ひとまず完了です。お疲れ様でした。
表皮をはがした次にやること
表皮をはがした部分は水ごけ+ラップで保湿できるようにしてますが、そのうち乾いてきます。
その時は枝を折らないように気を付けながら、ラップ包みの出口片方を開けて、キリフキとかで水ごけに水を含ませてあげましょう。
ここから1・2ヶ月したらに水ごけをまいてる所から根っこがニョキっと顔を出すそうです。
まとめ
ゴムの木(フィカス)の取り木【表皮はがし】のやりかたを紹介しました。
- 初心者は「挿し木」より「取り木」の方が難易度低い
- 取り木を行う時期は4~9月の暖かい時期にやってね。
- 表皮をはがす時の樹液ベタベタに注意
次は表皮から根っこが生えてきたらお知らせします!
ちゃおー