チョコとか

【ミルクチョコレート食べ比べ】明治・ロッテ・森永・西友の板チョコの違いは?

チョコ大好きbu-ta
チョコ大好きbu-ta
スーパーには色んな板チョコあるけど、ミルクチョコは味の違いとかあるの?

こんにちは、チョコレート大好き、あわもるです。

スーパーのお菓子売り場には必ずと言ってもいいほど置かれている板チョコ。

ミルクチョコ、ビターチョコ、ホワイトチョコなどメーカーごとに色々ありますが、メーカーごとに味はどの位違うんでしょうか。

 

その時の気分で色んなメーカーの板チョコは買えども、まとめて食べ比べるということは、なかなかしないと思います。

あわもる
あわもる
大人になったらフツー板チョコ1枚あれば甘さに満足、てか飽きるよね。

なのでそんな板チョコ、今回は4種のミルクチョコレートにターゲットを定めて、食べ比べをしてどの位違うのか検証してみたいと思います。

 

4社のミルクチョコレート食べ比べ

今回比べる板チョコのメーカーは4社。

  1. 西友
  2. 明治
  3. ロッテ
  4. 森永
あわもる
あわもる
ん、西友?

現在は独自ブランドではないようですが、西友でしか売っていないミルクチョコレートがあるんです。

左から、西友・明治・ロッテ・森永のミルクチョコ

それぞれを軽くご紹介。

西友(日幸製菓)のミルクチョコレート

スーパー西友で販売している、ミルクチョコレート。

48g/65円(税抜)スーパー西友で購入。

西友には独自ブランド「お墨付き」「きほんのき」があり(お墨付きの方が上位)、こちらのチョコは以前きほんのき”名義”で販売されていました。

2015年発売開始、だったらしい

出典:西友

いぬふぐ
いぬふぐ
よく見ると、若干今のパッケージとデザインが違うね。

あわもるもこの記事を書いてる途中で気づいたのですが、このチョコ、「きほんのき」シリーズじゃなくなってたんです。

見比べてみると、現在販売されている方は「きほんのき」ブランド一員の証である『〇き』の記載がなくなっています。

まぁそのまんまですが、「きほんのき」ブランドから外れたのでしょう。

 

きほんのきver.(↑写真右)の時、一度だけ食べた事あるんです(65円につられて)

感想は、

そんなに美味しくなかった☺

 

そこまで自分の鼻も舌も優れてるワケではないのですが、美味しくないのは分かるんですよね。

65円という低価格販売が目的だった為なのか、駄菓子やで売ってそうなチョコ感の薄い、甘いチョコみたいなお菓子 という印象だった。

 

販売は西友なのですが、製造元は日幸製菓という会社が作っているようです。

この会社は他社ブランドの名義で商品を作っている、いわゆる”OEM”の会社。

 

今回は値段はそのままでパッケージが変わって、味は以前とどう変わったのか、楽しみです。

↓裏面の表示情報↓

【原材料名】砂糖、カカオマス、全粉乳、植物油脂、乳糖、ココアバター/乳化剤(大豆由来)、香料

原材料一覧表は↓

あわもる
あわもる
原材料の「カカオマス」ってなに?カカオ豆で作るんじゃないの?
いぬふぐ
いぬふぐ
カカオマスというのは、簡単に言うと

発酵させたカカオ豆の皮殻やゴミ取り・ローストをして、すりつぶしたものなんだ。

カカオバターやココアもこの過程で作るんだよ。

 

明治ミルクチョコレート

明治ミルクチョコレート

50g/98円(税抜)。スーパー西友で購入。

個人的にですが、

「日本で気軽に食べられるチョコレート部門」で一番美味しいのは、明治さんだと思ってます。

いぬふぐ
いぬふぐ
なにその部門。

食べ比べる前ランキングでは、ぶっちぎりの1位!(個人の感想です)

 

ちなみに明治ミルクチョコレートは、厳選された材料のみを使用したチョコレートに与えられる「ピュアチョコレート」という称号を持っています。

そこからもチョコレートに対するこだわりが見えますね。

 

↓裏面の表示情報↓

【原材料名】砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター/レシチン、香料

原材料一覧表は↓

レシチンは、またの名を乳化剤といい、カカオと油・砂糖と油を繋いで口当たりを滑(なめ)らかにする役目を持ちます

 

いぬふぐ
いぬふぐ
面白いのが、明治だけ「カカオポリフェノール値」が記載されているんだよね。

ロッテ ガーナミルクチョコレート

ロッテ ガーナチョコレート

50g/88円(税抜)。オーケーストアで購入。

今回のラインナップ中で唯一、箱仕様なロッテのガーナ。

鮮やかな赤いパッケージと、毎年バレンタインが近づくと豪華女優さんたちのCMが話題になりますね。

バーコードにイラストを加えたり可愛いらしい写真を載せたり、女性を意識した見栄えの良いデザインな気がします。

 

↓裏面の表示情報↓

【原材料名】砂糖、全粉乳、カカオマス、ココアバター、植物油脂/乳化剤(大豆由来)、香料

原材料一覧表は↓

 

森永ミルクチョコレート

森永ミルクチョコレート

50g/79円(税抜)。オーケーストアで購入。

全くの個人的な感想ですけど、森永製菓といえばキョロちゃん(チョコボール)やミルクキャラメル・ハイソフトなイメージがあります。

他の(西友のは置いといて)明治とロッテガーナと比べるとなんていうか、

地味かな落ち着いてるかんじ

 

↓裏面の表示情報↓

【原材料名】砂糖、カカオマス、植物油脂、全粉乳、ココアバター、ホエイパウダー、バターオイル/乳化剤(大豆由来)、香料

原材料一覧表は↓

ホエイパウダーとは、ミルクのたんぱく質のこと。

チーズを作る時に固まらなかった上澄みの部分、ヨーグルトを開けた時の半透明な液体もホエイです。
それを乾燥、粉末状にしたものがホエイパウダーになります。

 

値段比較

4つのチョコの価格の安い順はこちら。(西友は48gなので50gに換算してます)

50g板チョコ安いランキング(税抜)
  1. 位:西友(日幸) 67.7円
  2. 位:森永 79円
  3. 位:ロッテ 88円
  4. 位:明治 98円

今回の板チョコたち、

  • 「西友(日幸)」と「明治」はスーパーの西友で
  • 「ロッテ」と「森永」はスーパーのオーケーストアで

買いました。

本当は全部同じお店で買いたかったんですが、どのスーパーも案外、全種そろってないものですね。

なので同じメーカーのチョコでも各スーパーによって微妙な値段の差異はあると思うので、価格は参考程度にお願いいたします。

 

表示情報比較

パッケージ裏面に書いてある表示情報を比べてみました。

原材料比較

それぞれの原材料をまとめました。

西友 明治 ロッテ 森永
砂糖 砂糖 砂糖 砂糖
カカオマス カカオマス 全粉乳 カカオマス
全粉乳 全粉乳 カカオマス 植物油脂
植物油脂 ココアバター ココアバター 全粉乳
乳糖 レシチン 植物油脂 ココアバター
ココアバター 香料 乳化剤 ホエイパウダー
乳化剤 香料 バターオイル
香料 乳化剤
香料

表にして一覧にすると面白いですね。

同じミルクチョコレートなのに使っているものが微妙に違う。

(各メーカの記載通りに書いてるので乳化剤とレシチンは同じ)

 

原材料名の記載順番は使ってる重量順に書かれているので、ロッテガーナはカカオマスより全粉乳を多めに使ってるのが分かります。

あわもる
あわもる
明治は植物油脂を使ってなくて必要最低限の原材料を使ってるから、ピュアチョコレートって称号を取れたのかな。
いぬふぐ
いぬふぐ
森永だけホエイパウダーを使ってるのもこだわりが見えて、面白いね。

栄養成分表比較

各チョコレートの栄養成分を表にしました。

いぬふぐ
いぬふぐ
西友のは48gだから50gに換算してるよ。
西友 明治 ロッテ 森永
エネルギー 275kcal 279kcal 279kcal 284kcal
タンパク質 3.95g 3.9g 3.8g 2.7g
脂質 17.1g 17.4g 16.9g 17.7g
炭水化物 27.7g 27.7g 28.0g 28.5g
-糖質 25.4g 25.9g
-食物繊維 2.3g 1.8g
塩相当量 0.041g 0.076g 0.08g 0.06g
あわもる
あわもる
カロリーとか大体は似た感じになるのね。
いぬふぐ
いぬふぐ
森永のタンパク質は少なめだ。

 

チョコ食べ比べ

それではいよいよ食べ比べをしてみたいと思います。

あわもる
あわもる
まずはギンガミ(銀紙)チェック!
いぬふぐ
いぬふぐ
ギンガムチェックのニュアンスで言うな
てか紙でもないし。

※西友のはプラ袋のみなので、ありません。

さすが赤色で目立ちたがり屋さんLOTTE、中の見た目にもしっかりこだわってます。

 

包みを開けて、全部並べててみました。

\じゃん/

ん~、中身もそれぞれ個性が出て面白い。

ちなみにそれぞれ裏面↓

裏面はほぼ同じですね。

それぞれ見た目

1枚ずつ見ていきましょう。

➢西友(日幸)

思ってたよりおしゃれ。今回の中で唯一、板ごとの柄が同じじゃありません。

揃った形も綺麗だけどこうやって違いを楽しませてくれるのも良いなぁと思った。

 

そしてこれ、明治の「ザ・チョコレート」に似てる

出典:明治ザ・チョコレート

本家↑のような各形によるテイストの違い、とかはないんだろうけどね。

そのうちあわもるが ちゃんと味の違いが分かるようになったら、「ザ・チョコレート」にも挑戦したいと思います(‘ω’)b

 

➢明治

淵?堀?の深さ厚み具合といい、3x5の板の大きさの割合といい、濃いめの色合いといい

良いバランスだわぁ。

 

➢ロッテ

ロッテの板チョコの面白いところは、そこまでキレイに割らせようとしてないトコです。

公式によると、「割ってもよし、そのまま齧(かじ)りついてもよし」とあるので、【あえて深く折り目溝を作らず、フリースタイルで食べて欲しい】という思いがあるのでしょうね。

 

➢森永

明治と同じく3x5のマス目なんだけど、明治より面積が広い分、個人的には若干間延びしてる印象があったりなかったり。

 

ちなみに各板チョコの厚みを比べてみると、

西友と明治が厚みを優先し、ロッテガーナと森永が面を大きくしてる感じです。

 

いざ食べ比べ

では食べていきます。

➢西友(日幸)実食

クーラーつけてたのに、それでも柔らかくなって汚く折ってもうたorz

 

食べてみると、

美味しくなってる!

昔食べたようなチョコ感の薄い・最後まで食べたくなくなるような感じじゃない。

程よくミルキー、食べた後に苦さが感じられて、スゥっと引いていく感じ。

65円なら全然ありです。

西友(日幸)チョコレート

香り:

甘さ:

苦さ:

ミルク感:

濃厚さ:

口どけ:

余韻:

カカオ感:

 

➢「明治」実食

さぁ元々好きなだけに確実に贔屓(ひいき)目にみている明治チョコレートです。

香りは控えめ。

最近は高カカオチョコを食べたりしてて良い香りに慣れてたけど、ミルクが入ると香らなくなるのかな。

濃いめの色味通り、そこまで強くミルク感は感じない。

苦さも程よくあり、西友のと近い感じかな。

口どけは粘っこくなく、するっと潔い。

ミルクチョコレートのジャンルだけど、けっこう地に足ついた感じというかカカオ感も楽しめる、しっかりしたチョコレートです。

明治チョコレート

香り:

甘さ:

苦さ:

ミルク感:

濃厚さ:

口どけ:

余韻:

カカオ感:

 

➢「ロッテ ガーナ」実食

味的に一番分かりやすかったのがロッテ。

一言で言うと、「ミルキー」。

原材料でカカオマスより全粉乳が多めに使われてるだけあります。

ほんとミルク感が強いから、苦みやチョコ感を楽しみたい人は合わないかも。

口どけはよくても、ちょっと油っぽい余韻がある。

ロッテ ガーナチョコレート

香り:

甘さ:

苦さ:

ミルク感:

濃厚さ:

口どけ:

余韻:

カカオ感:

 

➢「森永」実食

さぁ最後は、今回の中であまりパッとしないダークホース。パッケージが黒なだけに。

森永の「カレドショコラ」シリーズは好きなので、どう違いがあるのか楽しみでした。

 

全体的に控えめな印象かな。パッケージもなんか控えめだし。それが森永ミルクチョコレートの個性なのかもね。

ミルク感はロッテの次くらい。遠くにカカオがいるー..

今回の4チョコの中では一番ザラザラ(て言ってもほんのちょっとの差だけど)してる。

森永チョコレート

香り:

甘さ:

苦さ:

ミルク感:

濃厚さ:

口どけ:

余韻:

カカオ感:

 

ごちそうさまでした。

作業風景

コーヒーとお水を飲みながら、久々の大量チョコに胸焼けしつつ”楽しく”テイスティングしてる図(深夜1時)

 

まとめ:個人的に好きなのは「明治」

スーパーで買えるミルクチョコレートの板チョコ4つを食べ比べてみました。

食べる前のイメージでのランキングでは、

【食べる前】

  1. 位:明治
  2. 位:森永
  3. 位:ロッテ ガーナ
  4. 位:西友(日幸) 

でしたが、食べてみると

 

【食べた後】

  1. 位:明治
  2. 位:西友(日幸) 
  3. 位:森永
  4. 位:ロッテ

という結果になりました。

明治強し!全体的なバランスとカカオへのこだわりを感じました。

 

意外だったのは西友(日幸)。まぁ元々のイメージが微妙だったのもあるかもだけど、甘すぎずしっかりチョコで、潔い苦みが好印象でした。
これで65円は安いと思う。

森永はホエイパウダーがどこらへんなのかは分からないけど、突飛すぎない、安定した味。

ロッテ ガーナは、チョコは好きだけど苦みがあまり好きじゃない人やお子さん達に向いてる気がします。

あくまであわもる個人で食べ比べた感想です。
これが絶対ではないので、エンタメの一つだと思って楽しんでくれたら嬉しいです。

以上、「4チョコを食べ比べてみよう!」でした。

あわもる
あわもる
そんなタイトルだっけ?
いぬふぐ
いぬふぐ
簡単に手に入るし安いから、複数人で味比べして「格付けチェック」みたいなのをやったら、面白いよ!

 

そんな話でしたっ

ちゃおー